不動産に関する仕事とは?
不動産をわかりやすく説明すると土地や建物のことです。
そして、世の中には、不動産に関する仕事に就く人はたくさんいます。
ここから、不動産に関する職業には、どんな仕事があるのか調べたい人へ向けて、代表的な3つの業種をご紹介します♪
不動産取引業
不動産取引業とは、不動産を売りたい人と、買いたい人を結びつける仕事です。
また、不動産取引業を営む者は、不動産を貸したい人と、借りたい人を結びつける仕事もこなします。
不動産取引業を営む者は、それらの人を結びつけることにより、「仲介手数料」という名目で料金を受け取り、その仲介手数料で利益を得ています。
ただし、不動産取引業を営むためには「宅地建物取引業」の免許が必要であり、いい加減な経歴では営業できません。
よって、不動産取引業を営む者を「宅地建物取引業者」とも呼びます。
不動産賃貸業
不動産賃貸業とは、借り賃(家賃)を取りつつ、所有する不動産を第三者に貸す仕事です。
不動産賃貸業を営む者は、主に家賃により利益を得て、その利益でさらに不動産を買い足すなどしつつ収益を上げます。
世間では、不動産賃貸業を営む者を「不動産投資家」などと呼びますが、その実態はさほど儲かるものではないようです。
不動産管理業
不動産管理業とは、第三者が所有する不動産を管理する仕事です。
たとえば、マンションは住人だけで管理することも可能ですが、それでは掃除などがいき届きません。
そこで依頼するのが不動産管理業者であり、不動産管理業者は管理料を取りつつ、依頼を受けた不動産を管理し、その料金で利益を得ます。
まとめ - 不動産屋とハウスメーカーの違いとは?
不動産の意味を調べたい人へ向けて、わかりやすく簡単にご説明しました。
不動産の定義は民法に記され、不動産とは土地や建物のことです。
そして、不動産に関する仕事には、不動産賃貸業、不動産管理業、不動産取引業などがあり、不動産取引業を営む会社を「不動産屋」と呼びます。
なお、不動産屋とハウスメーカーの違いを、調べたい人もいるようですが、違いは以下の通りです。
不動産屋
不動産を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人を結びつける会社。
建物を建てつつ販売することを生業とする建築会社であり、積水ハウス、大和ハウス、三沢ホーム、住友林業、三井ホームなどが有名です。
基本的に不動産屋は家を建てることはありません。
不動産屋が新築を販売していることがありますが、それは自らが所有する土地に、建築会社で家を建ててもらい、それを売りに出しているのです。
また、ハウスメーカーが土地付きの住宅を販売していることがありますが、それは土地を購入し、自らで住宅を建てつつ土地ごと販売しているのです。
ハウスメーカーが、不動産を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人を結びつけることは、一部例外を除きありません。