不動産や不動産屋の意味を解説!
不動産とは、土地や建物のことです。
不動産の意味を調べたい人へ向けて、わかりやすく簡単に説明し、不動産に関する仕事や不動産屋の意味、不動産屋とハウスメーカーの違いなども解説!
不動産とは、土地や建物のこと
冒頭で不動産とは、土地や建物のことと説明しましたが、民法という法律の第86条の1項にその定義が記されています。
民法の第86条の1項の内容は以下のとおりです。
民法86条の1項
土地及びその定着物は、不動産とする
以上が民法の第86条の1項であり、この文章の中で難しいのは「定着物」という表現ですが、定着物とは主に建物を指します。
従って、不動産とは「土地や建物のこと」が答えとなります。
また、民法の第86条の2項には、以下のように記されています。
民法86条の2項
不動産以外の物は、すべて動産とする
以上が民法の第86条の2項です。
不動産とは土地や建物のことですから、それ以外は動産と考えるのが良いでしょう。
民法とは?
不動産の意味をわかりやすく解説すると土地や建物のことで、その定義は「民法」という法律に記されています。
そこで気になるのが民法という法律ですが、どのような法律なのでしょうか?
民法とは、私たちの生活に最も馴染み深い法律で、主に以下に関する取り決めが記されています。
1. 私たちの権利に関すること
2. お金の貸し借りに関すること
3. 不動産に関すること
4. 契約に関すること
5. 売買に関すること
6. 雇用に関すること
7. 結婚や離婚に関すること
8. 親子の関係や相続に関すること
以上のことなどが民法で定められています。
たとえば、私たち日本人は生まれながらにして人権を有していますが、それはご紹介した「1. 私たちの権利に関すること」にて定められています。
また、日本では結婚するために、区役所などに届け出なければなりませんが、これはご紹介した「8. 結婚や離婚に関すること」で定められています。
このように民法とは、私たちにもっとも馴染み深い法律なのです。