投資の概要を解説 ~種類やはじめ方の前に知っておきたいこと~
投資には、複数の種類がありますが、まずは投資の基本を理解しましょう。
投資とは?
投資とは、利益を見込んで自己資金を投じることです。
例えば、利益を期待して投資信託や株式などを購入することが投資にあたります。
投資は、銀行の預貯金とは異なり、期待できる利益が確約されておらず、投じたお金(元本)も確保されません。
元本を失う“元本割れ”となる可能性もあります。
投資によって得られる2つの収益タイプとは?
投資で求められる収益には、大きく分けて「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があります。
どちらの収益を求めるかに応じて、投資の仕方が変わってきますので、それぞれの違いを知っておくことが大切です。
▶︎インカムゲイン
例えば、投資信託なら分配金、株式では配当金、債券なら利子が該当します。
これらの収益は、支払われる時期が決まっていることが特徴で、インカムゲインを得るためには、その時期に資産を保有している必要があります。
資産を保有し続けると、継続した収益を期待できますが、投資信託の分配金や株式の配当金は、業績や運用の成果によって金額が変動するものです。
また、業績によって支払われない場合もあるので、注意が必要です。
▶︎キャピタルゲイン
価値が変動する資産の「売買」で得られる収益がキャピタルゲインです。
投資信託や株式、不動産、仮想通貨などの売買で得られる収益が該当します。
例えば、株価が30万円のときに購入した株式を35万円で売却した場合、差額の5万円(※税金や手数料は考慮せず)がキャピタルゲインです。
キャピタルゲインは、インカムゲインよりも利益が大きくなる可能性がある一方、損失も大きくなる可能性があります。
まとめ
投資は、利益を見込んで自己資金を投じることです。
銀行の預貯金とは異なり、利益が確約されておらず、また投資の種類によって、それぞれに期待できる利益や損失可能性の度合いが異なります。
投資方法は、自らの目標や元手などを熟慮して選ぶことが重要で、投資初心者は、専門家のアドバイスを受けながら、少額で始められる商品を選びましょう。